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新生児の疼痛管理 日本はまだ消極的

2012年07月31日(火)17時00分配信 配信日:12/07/31 17:00 icon_view1025view icon_view1025view
■新生児期の疼痛管理はその後の人生に影響

新生児期に疼痛を伴う治療を繰り返し受けると、成長してからも痛みに過剰に反応したり、心理的に不調を伴うことがあると報告されている。

アメリカとカナダでは小児科学会が、新生児の治療時の疼痛緩和に積極的に取り組むよう、すでに2000年に声明を出している。

■国内では、積極的取り組みは2割

ところが、広島大学保健学専攻科の小沢美緒講師らの調査で、国内では新生児の治療に伴う疼痛緩和に取り組んでいる施設が、全体の2割に満たないことが分かった。この報告は、第48回日本周産期・新生児医学会学術集会で紹介された。

調査は、全国の総合・地域周産期母子医療センター367施設に対して行われ、部門長医師161人、看護師長170人が回答を寄せた。

疼痛を伴う治療について、疼痛緩和に取り組んでいるとの回答は、医師で17%、看護師で13%。痛みの評価の基準として、心拍・表情などの目安を設けているのはおよそ半数だった。

新生児看護を専門とする小沢氏は、
「痛みの管理が重要という個人の意識は高まっている。具体的にどう取り組むのかを、施設ごとに医療者全体で考えていくことが必要」
と話している。
(情報提供元:エスタイル)

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