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無症状でも予防投与 今年のインフルエンザ集団感染対策

2012年08月27日(月)17時00分配信 配信日:12/08/27 17:00 icon_view1175view icon_view1175view
■予防投与を柱として積極的な取り組みを

今年の春は、インフルエンザの集団感染が相次ぎ、高齢者施設では死亡者も多かった。この状況を振り返り、日本感染症学会では、高齢者施設で、感染の可能性のある利用者や職員が2人以上出た場合、無症状であっても他の入所者にタミフルなどの抗ウィルス薬の予防投与を行うよう提言をまとめた。提言書は病院、高齢者施設での集団感染を想定して作成されている。

■高齢者施設では予防投与について明確な基準が


高齢者施設では、今年までの状況で、症状が明確に現れにくいため、対処が遅れがちであるという問題が上がってきているため、特に積極的な予防が呼びかけられている。

同学会では、提言書の中で予防投薬を対策の柱としている。高齢者施設での予防投与の基準は、感染の可能性のある人が3日以内に2人以上報告されること、ウィルスの簡易検査で1人でも陽性が確認されこと。投与の対象は同じフロアで生活する入所者全員とされている。

■副作用よりも拡散防止が優先

嘔吐や下痢などの抗ウィルス剤の副作用を考慮しても、感染の拡散防止に重点が置かれることが妥当と見られている。

インフルエンザの季節に備え、病院では感染サーベランスチームなどを活用し、高齢者施設などでは感染症の専門家のアドバイスを受け、予防や拡散防止に努めるよう要望が上がっている。
(情報提供元:エスタイル)

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