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アルツハイマー型認知症診断の課題、国際調査で明らかに

2012年09月27日(木)17時00分配信 配信日:12/09/27 17:00 icon_view860view icon_view860view
■アルツハイマー型認知症に関する国際医師意識調査

イーライリリー・アンド・カンパニー(米国インディアナ州)は約1000名の医師を対象として行った「アルツハイマー型認知症に関する国際医師意識調査」の結果を発表しました。調査は2012年9月21日の世界アルツハイマーデーに合わせて、リリー社の依頼を受けたアデルフィ・リサーチによりアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、日本の5カ国で実施されました。調査期間は2012年7月11日から 2012年8月20日で、対象となった医師はアルツハイマー型認知症の管理を日常的に行っていることなどの条件を満たす996名でした。

■認知症の正確な診断のために不足しているのはコミュニケーションなど

同社が9月19日に発表したプレスリリースによると、調査に参加した医師のうち半数近くの45%が、アルツハイマー型認知症の「誤診がしばしばある」と回答しました。そして多くの医師が、アルツハイマー型認知症の正確な診断に影響する最も一般的な課題として「正確な診断のための検査方法」や「患者および介護者と医師の間のコミュニケーションが十分でないこと」、「患者自身が疾患を受容しにくいこと」を挙げました。

患者及び介護者と医師のコミュニケーションについて、医師のうち約40%が正確な診断を下すために必要な情報が患者・介護者から十分には得られなかったと回答しました。また、患者・介護者が医師にアルツハイマー型認知症について話すのは「認知症を疑い初めて、しばらくたってから」だったと答えた医師が44%いました。

■誤解や偏見も正確な診断の妨げに

また、医師が患者にアルツハイマー型認知症の診断を告知する際の難しさとして、医師からは次のようなことが挙げられました:「患者が疾患を受け入れられない」(65%)、「社会的な誤解や偏見」(59%)。また、71%の医師がアルツハイマー型認知症について少なくとも、ある程度の誤解や偏見があると回答し、誤解や偏見の具体例として「個人の自由が奪われること」(78%)、「恥ずかしいことだと思うこと」(63%)、「社会的に孤立する可能性」 (60%)といったことを挙げました。

リリー社、 国際アルツハイマー病協会 (ADI:Alzheimer’s Disease International) およびその他の関係団体では、患者・介護者と医師のコミュニケーションをサポートするため、患者や介護者向けの啓発教材を作ることを予定しているそうです。日本イーライリリー社のウェブサイトで発表されたリリー社のプレスリリースの日本語訳によると、ADI専務理事のマーク・ウォートマン氏は
「アルツハイマー型認知症の診断に直面した患者や家族にとって、疾患に対する誤解や偏見は大きな懸念となり、衰弱が進行するこの疾患を受け入れることを一層難しくしています。私たちは、アルツハイマー型認知症をはじめとする認知症と共に生きる患者さんがより良い支援が受けられるよう、一般の方に対し、この疾患の理解を得るための啓発活動を引き続き行ってまいります。」
と話しているそうです。
(情報提供元:エスタイル)

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