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東大、変形性関節症の治療薬の候補となる化合物を発見

2012年10月13日(土)09時00分配信 配信日:12/10/13 09:00 icon_view883view icon_view883view
■変形性関節症の治療薬の候補に

東京大学は、同大学院工学系研究科(医学系研究科兼担)の鄭雄一教授らが関節軟骨組織を保護し再生させる低分子化合物(TD-198946)の同定などに成功したことを発表しました。研究は今後、 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の代表的疾患である変形性関節症の原因療法薬の開発につながる可能性があるそうです。

■関節軟骨組織を保護・再生する低分子化合物を同定

東大の発表によると、鄭雄一教授と同大学院医学系研究科の矢野文子特任助教授は、変形性膝関節症において軟骨内骨化の後期にみられる軟骨細胞の肥大分化に類似した現象が見られることから、軟骨基質を合成し、肥大分化促進分子を抑制する薬剤の同定を目指してきたそうです。その結果、低分子化合物TD-198946が軟骨分化・軟骨基質を合成し、肥大分化を促進しないことを突き止め、さらに軟骨の初期分化に重要な役割を果たすRunx1を強く誘導して、関節軟骨の保持に寄与していることを発見しました。本研究成果は、「Annals of the Rheumatic Diseases」(2012年10月5日オンライン版)に掲載されました。

同大では、Runx1をターゲットとする低分子化合物は将来、変形性関節症の原因療法薬の開発につながる可能性があるとしています。
(情報提供元:エスタイル)

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