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金沢市教委、「エピペン」教職員講習を検討

2013年04月13日(土)09時00分配信 配信日:13/04/13 09:00 icon_view949view icon_view949view
■アレルギーをもつ対象児童増、対応検討へ
金沢市教育委員会が、近年食物などによる激しいアレルギー反応を起こす危険があることから、発症した際の症状を緩和する自己注射薬「エピペン」を持つ児童が増加していることから、2013年度、教職員への専門講習実施も視野に入れ、小中学校における対応を検討していることが分かった。

「エピペン」をめぐっては、昨年東京都調布市で、女児が給食であやまってアレルギー食物を摂取、アナフィラキシーショックを起こして死亡するという事故があり、とくに注目が集まった。この女児もエピペンを持っていたが、打つタイミングが遅れてしまったことが、問題点としてあがっている。

■より全体で正しい情報・知識の共有を
エピペンは医師が処方するペン型の医薬品で、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーショックに対する緊急補助治療に用いられている。自己注射薬として、リスクの高い患者が常備することにより、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化を防止することができる。日本国内ではファイザーが輸入販売を行っている。

先端を太ももに押し当てて刺すもので、基本的には自分で注射するが、ショック時にはそれが難しいケースもあり、学校や保育所では教員や保育士が代わりに打ったり、子どもが打つのを手伝ったりすることができるようになっている。

金沢市教育委員会によると、エピペンを常備している児童生徒は急増しており、学校からの相談も増えているという。そうした児童生徒のいる現場では、すでに医師、保護者、担任らが打つタイミングや管理法について打ち合わせて対応をとっているが、つづく増加傾向をうけ、より統一的な対応や周知が必要と判断したそうだ。

同委員会では、給食における食物アレルギーをめぐる問題については、当事者との連絡を密にして、事故を未然に防ぐことが大前提であるが、緊急時の対策として、エピペンについての教職員講習実施を含め、今後医師会などと態勢を整えていく考えだ。また給食を提供する全保育所においても、今年度、看護師や保育士に対し、管理や実技指導のアレルギー研修を実施するとしている。
(情報提供元:エスタイル)

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