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日本薬剤師会、フジ「とくダネ!」に抗議

2013年07月13日(土)09時01分配信 配信日:13/07/13 09:01 icon_view15870view icon_view15870view
■番組内容に抗議、回答を文書で要求
公益社団法人日本薬剤師会は、フジテレビ系列の情報番組「とくダネ!」が6月17日放送分で取り上げた内容に関し、フジテレビ情報制作局長宛てに抗議文を送付、その内容を7月1日付で、各都道府県薬剤師会にも連絡した。

この日の「とくダネ!」では、『医療の常識を疑え!院外の薬局増の裏側』と題し、同じ薬を病院でもらうよりも院外薬局でもらうことで、支払い金額が増えたと紹介。院内薬局なら請求されない調剤技術料がかかることや、薬剤服用歴管理指導料を説明所代として取り上げ、「説明書を断って少しでも安く」するとよいといった内容で放送された。

またさらに、医薬分業を行っても薬が減らない、過剰投与のケースが後を絶たない原因として、薬剤師による疑義照会がほとんど行われていないといった事実とは異なる内容を導き出し、そうした薬剤師の責任も大きいと、視聴者に受けとられかねない表現を行っていた。

■一方的取材で事実無根、薬剤師の職能無視と批難
これを受け、日本薬剤師会では、薬剤師の職能が十分に理解されない、一方的な取材により、視聴者に誤解を与えかねない放送が行われたと強く抗議。

文書において、まず、薬剤師は、処方箋どおりに薬を出すだけでなく、一般用医薬品やサプリメントといった患者が自ら購入して服用しているものとの飲み合わせに問題がないかどうかのチェック等、重要な役割を果たしていると説明した。

また、医薬分業は、薬剤師がその職能をより発揮し、薬の重複投与や相互作用の防止等、薬の適正使用と患者の安全確保のために進められてきたものであり、高齢化の進展や薬物治療の高度化が進む今、適切な情報提供と管理は、ますます重要となっていると指摘。

薬剤服用歴管理指導料についても、拒否すれば負担が減ると報じられたが、拒否に起因する重大な事故や副作用が発生した場合、患者の命や健康被害に関わる問題となるのであり、医療従事者として、到底看過できない内容だと主張している。

疑義照会についても、薬剤師の義務として全国で実施されている業務であり、実施状況も日本薬剤師会がたびたび調査して確認済みだと、具体的な調査結果の数値を挙げて説明、放送された内容が事実無視に等しいと批難している。

これらの点について、日本薬剤師会では、フジテレビ情報制作局に、正式な文書による回答を求めているという。
(情報提供元:エスタイル)

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