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いよいよ!ソニーがクラウド電子お薬手帳サービス提案

2013年08月24日(土)09時01分配信 配信日:13/08/24 09:01 icon_view856view icon_view856view
■FeliCaカード利用の電子お薬手帳
ソニーが19日、クラウド上で調剤データなどを蓄積するシステム「電子お薬手帳」のサービスを開発したと発表した。近年「お薬手帳」の電子化への動きは活発となっており、実証実験の実施などが進んでいるが、このソニーのシステムサービスにより、さらに近い将来における実用化の道が見えてきたといえる。

現在「お薬手帳」は、一般的な紙の手帳タイプのもので、ひとり1冊を保有し、持参してもらうことで、それに医師が処方した薬の名称や量、服用回数、飲み方など調剤情報を記録し、複数の医療機関で処方された場合でも、医師や薬剤師が薬の重複や不適切な飲み合わせがないかなどを確認することに役立っている。

こうした紙の手帳は、調剤情報のシールを貼り付けたり、メモを書き込んだりするのに手軽な一方で、携行を忘れてしまったり、手帳そのものを紛失してしまったりするリスクがあり、調剤履歴を継続的に蓄積・管理するのが難しいという問題点もあった。また緊急災害時などで活用しにくいという指摘もある。

ソニーが発表した電子お薬手帳は、IC乗車券や各種電子マネーなどに使われている非接触IC技術「FeliCa」(フェリカ)を採用したもの。このFeliCaチップが埋め込まれたカードを、患者が調剤薬局の専用端末にかざせば、患者と薬剤師が調剤履歴などの情報を共有できる仕組みとなっている。

■個人情報とデータは分割して管理、不正アクセス対策も

スマートフォン用のアプリケーションも開発しており、端末にインストールすれば、そのモバイル端末からも情報閲覧が可能で、診察を受けた際の症状や、服薬後の副作用、アレルギーなどの記録を残していくことも可能という。

薬局側は、専用のソフトウェアをインストールしたパソコンおよびタブレット、カードリーダーなどを用意することで、このシステムを構築し、利用できるとしている。スマートフォンアプリの場合、調剤履歴だけでなく、利用者が入力した症状や副作用、アレルギーなどに関する情報も、薬局側で一元的に把握することができるため、利用者の状況をより効率よく、的確に把握できるようになる。

またスマートフォンを利用し、子どもの調剤情報を保護者が管理したり、離れて暮らす高齢者の状況を家族や親戚が見守ったりすることもしやすくなる。

こうしたシステムサービスにおいて不安視されるのは、個人情報漏れのリスクだが、ソニーでは、クラウド上に薬に関するデータのみを暗号化して保存し、個人情報とデータとは分けて管理する「画期的な方法」をとっているという。そのため不正アクセスを受けた場合でも、個人情報が漏れる心配はないそうだ。カードを紛失した場合でも登録IDを変更すれば、処方された薬の内容などを他人から見られることはない。

ソニーでは、平成23年から川崎市宮前区で実証実験を始めている。今秋にはさらに範囲を拡大し、同市の調剤薬局訳400店で試験的に導入、28年度中にも実用化する予定としている。地方自治体にインフルエンザの流行情報を提供したり、製薬会社に副作用事例をタイムリーに提供したりするなど、データを活用した新たなサービスへの拡張も検討しているといい、クラウドによる「電子お薬手帳」で、利便性が向上するとともに、新たなビジネスが拡大しそうだ。
(情報提供元:エスタイル)

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