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2社と東北大、Muse細胞を用いた共同研究契約を締結

2013年12月12日(木)12時00分配信 配信日:13/12/12 12:00 icon_view1533view icon_view1533view
■Muse細胞を利用した創薬支援のためのアッセイ系の確立などで共同研究

大日本住友製薬株式会社の子会社であるDSファーマバイオメディカル株式会社と、幹細胞を用いた再生医療、創薬などに関する研究開発を行う株式会社Clio(クリオ)、国立大学法人東北大学の3者は、Clioが独占的実施権をもつMuse細胞を用いた創薬支援のためのアッセイ系の確立とMuse細胞の培養培地の最適化に関する共同研究契約を締結したという。12月6日、同3者から発表された。

Muse(Multilineage-differentiating stress-enduring)細胞は、間葉系組織のみならず、線維芽細胞など培養細胞に広く存在し、さまざまな細胞に分化することが可能な腫瘍性をもたない多能性の幹細胞。生体内においては、傷害を受けた細胞や組織を修復する働きを担っている。

いわゆる幹細胞を用いたアッセイ系、培養細胞を用い、特定の化合物や薬物などの細胞に対する作用と、それに対する細胞の生物学的な反応を測定して、有効性や安全性を評価するという方法はひろく行われているが、Muse細胞は生体内にある多能性幹細胞であるため、より生体内の環境を反映したアッセイ系の確立が可能となると見込まれている。

■創薬の重要ツールへ、今後の利用に期待

今回契約が締結された共同研究では、Muse細胞を特定のターゲット細胞に分化させ、創薬をサポートするアッセイ系の確立を目指していくという。

具体的には、Muse細胞由来のメラノサイトを組み入れた3次元培養皮膚の作製による薬物透過性、ヒト色素細胞への作用・毒性などをチェックするアッセイ系、Muse細胞由来の肝細胞(ヘパトサイト)を用いた代謝系アッセイの確立、Muse細胞の培養培地の最適化を行っていく予定だ。

3者では、この共同研究を通じて確立されるアッセイ系は、今後ますます需要を増す創薬の重要なツールとなると期待されるとしている。DSファーマバイオメディカルから研究者へ販売することも予定しており、多方面での新薬開発・研究に活かされていくものと考えられる。


(情報提供元:エスタイル)

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